歯磨きと健康の深い関係

歯磨きの習慣は虫歯にならないためにも続けていることでしょう。

虫歯もそうですが、歯周病を予防するため、改善するためにも毎日の歯磨きは不可欠です。

歯周病は歯だけでなくて、口以外の様々な臓器に悪影響を及ぼす可能性を秘めています。

 

怖い病気の原因になる

想像しにくいかもしれませんが、心臓や肺、脳の病気の原因になる場合があるのです。

歯周病菌が増殖すると口の中でコロニーを形成するのですが、口内のちょっとした傷口から血管に入り込み、それがもし心臓に到達すると細菌性心内膜症になることがあります。

さらには、心臓にとどまって成長したコロニーが血流に乗って脳のほうへいくと、血栓となり脳梗塞を引き起こすこともあります。

誤嚥という言葉ありますが、何かを飲み込むときに間違って気管のほうに入ってしまうことを言います。

この時に歯周病菌のコロニーが入り込んで肺にまで達すると、細菌性肺炎になります。

これは主にお年寄りに多くみられます。

 

口内を衛生的に

もちろん、多少の歯周病菌が残っているだけですぐにこうしたリスクがあるわけではありません。

でも歯磨きのちゃんとした習慣がないと、菌が貯まりやすいですし、口内は不衛生になるので決して健康的ではありませんよね。

他の病気のリスクができる前に、歯と健康のために正しい歯磨きの習慣を身に着けるのが最善です。

 

歯磨きで風邪が予防できる

大きな病気ではなくても、風邪の予防にも歯磨きは効果があるのをご存知でしょうか。

風邪のウィルスは湿った場所を好みますが、口の中はまさにそういう所です。

外出から帰ってきたときにうがいをする習慣は、喉や口内粘膜についた雑菌やウィルスを洗い流すためです。

ところが、歯の表面のプラーク(歯垢)についたウィルスなどは絡まり付いているので、水だけでは容易には取れません。

それで、歯磨きをすることによってプラークごとウィルスを除去してしまえば、風邪の予防になります。

これは風邪をひいているときもお勧めです。

痰や鼻水などで雑菌が歯に付着しているので、こまめに磨くことで菌の増殖を抑えることもできるでしょう。